エンディングノートは何を書けばいいの?残された家族に負担を掛けない為に。
投稿日:2024年02月05日
こんにちは 望月です。
あっという間に2月になりました。
節分では豆まきをして鬼を追い払い福を呼び込みましたか?
私は豆を年の数だけ食べました。
さて今回は、最近よく耳にする「エンディングノート」についてご紹介します。
エンディングノートとは?
もしもの時に備えて自分の情報や想いを書き留めておくノートです。
書店などでも販売されていますが、大分市役所では無料で配布しています。
何を書くか決まりはありませんが、残された家族や親族が手続きをスムーズに行えるように記入するのがいいと思います。ただし、法的効力はないので相続に関する事項は
遺言書を作成する必要があります。
最低限書いておきたい5つの項目
①誰に連絡して欲しいか
・連絡して欲しい方のお名前・住所・連絡先・ご関係
・どのような時に連絡して欲しいか
②ご自身の財産について
・ご自身の財産をすべて書き出します
・貯金・不動産・株式・保険・クレジットカード情報など持っている全てのもの
③ご葬儀について
・誰を喪主とするか
・どのくらいの費用でするか
・葬儀の内容(お寺・葬儀社が決まっている場合は記入しておく)
④お墓について
・お墓があればお墓の所在地・区画番号など
・お墓が無い場合はどのような埋葬にするか(樹木葬・散骨・納骨堂など)
⑤遺言書について
・遺言書の有無
・あれば保管場所や執行者がいれば氏名・連絡先
この他市販のエンディングノートであれば細かい項目があるので、それに従って
分かる範囲で記入すると良いでしょう。
作成後の注意点
作成後その大切なノートを「誰に託すか」を考えなければなりません。
エンディングノートに書かれた情報は、ご家族や親族に伝わってはじめて意味をなすものです。せっかく作成しても誰の手にも渡らなければ、また渡ったとしても尊重・活用してもらえるものでなければご家族に大きな負担がかかってしまいます。そのため信頼できる人にノートを託し、すぐに活用できるようにしておく事が重要です。ご自身で保管する場合は、死後の事項を託したい人に保管場所を伝えておきましょう。
まとめ
「自分らしく最期を迎えたい」「子供や親族に迷惑を掛けたくない」とお考えの方は、はじめの1歩としてエンディングノートの作成に取り組んでみてはいかがでしょう。
エンディングノートを作成することで、これまでの人生を振り返り自分自身の価値観や家族への想いなど整理する事ができます。また「残された人生をどう生きるか」と言うテーマに気づきを得られる事もあるかもしれません。
また「死後事務委任契約」など法的な手続きをされるとより安心です。
私もエンディングノートをすでに書いています。書き込む時に今までの人生を振り返りましたが、先の事は誰にも分かりません。明日何が起きるか分からない時代です。もしもの日がいつ来てもいいように悔いのない楽しい毎日を過ごしたいと思いました。