もうすぐお彼岸。お彼岸の意味や過ごし方とは？

投稿日：2025年03月06日

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こんにちは。

江藤です。

もうすぐ「お彼岸」ですね。

お彼岸は日本の伝統的な行事のひとつですが、具体的にどのような意味があるのでしょうか？

今回は、お彼岸の由来や過ごし方についてご紹介します。

お彼岸は、春分の日（3月21日ごろ）と秋分の日（9月23日ごろ）を中心に、その前後3日間を合わせた7日間の期間を指します。春は「春彼岸」、秋は「秋彼岸」と呼ばれます。

仏教に由来する行事であり、ご先祖様を供養する大切な機会とされています。

仏教では、私たちが生きている世界（此岸・しがん）と、ご先祖様がいる世界（彼岸・ひがん）があると考えられています。春分・秋分の日は昼と夜の長さがほぼ等しくなり、此岸と彼岸が最も近づく日とされているため、ご先祖様を偲ぶのにふさわしい時期とされてきました。

お彼岸には、ご先祖様に感謝の気持ちを伝えるために、以下のようなことを行います。

お彼岸といえば、やはりお墓参りが一般的です。お墓をきれいに掃除し、お花やお線香を供えて手を合わせることで、ご先祖様への感謝の気持ちを表します。

自宅に仏壇がある場合は、この機会に掃除をし、お供え物を準備しましょう。お花やお線香、おはぎ（春）・ぼたもち（秋）を供えるのが一般的です。

家族で集まり、ご先祖様のことを話すのも、お彼岸の大切な過ごし方のひとつです。故人の思い出を語ることで、家族のつながりを感じることができます。

仏教では、お彼岸は「六波羅蜜（ろくはらみつ）」という6つの徳目（布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧）を実践する時期ともされています。簡単に言えば、「人に親切にする」「悪いことをしない」「努力をする」など、良い行いを心がけることが大切とされています。

お彼岸に食べる「おはぎ」と「ぼたもち」

お彼岸には、おはぎ（春）やぼたもち（秋）を食べる風習があります。

どちらももち米をあんこで包んだ和菓子ですが、春は「牡丹」にちなんで「ぼたもち」、秋は「萩」にちなんで「おはぎ」と呼ばれます。小豆の赤い色には、邪気を払う力があるとされ、ご先祖様への供え物として用いられてきました。

お彼岸は、ご先祖様を偲び、感謝の気持ちを伝える大切な行事です。忙しい日々の中でも、家族とともにお墓参りをしたり、仏壇をきれいにしたりすることで、心が穏やかになる時間を過ごせるでしょう。今年のお彼岸は、ぜひご先祖様への感謝の気持ちを大切にしながら過ごしてみてはいかがでしょうか？

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