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冥加金の表書きはどう書く?宗派を問わない書き方マナーと注意点

冥加金の表書きは「御布施」や「冥加料」などが一般的で、宗派を問わず使える表現を選ぶのがマナーです。

「冥加金」という言葉を耳にしたことはありますか?

お寺へのお礼や供養の際に渡すお金として、耳にする機会があるかもしれません。

しかし、その表書き渡し方には、あまり知られていないマナーや注意点が存在します。

 

特に、樹木葬などの宗派を問わないお墓を選ばれる方にとって、冥加金の知識は役立つ場面があるでしょう。

この記事では、冥加金の意味から、宗派を問わない表書きの書き方、そして渡す際のマナーまで、詳しく解説します。

 

冥加金の表書きはどう書く?宗派を問わない書き方マナーと注意点

「冥加金」とは?どんな時に渡すもの?

まずは、「冥加金」がどのようなお金なのか、その基本的な知識から見ていきましょう。

「冥加金」の意味と由来

冥加金(みょうがきん)とは、もともと「神仏からの見えない加護(冥加)に対する感謝の気持ちを表すお金」という意味合いがあります。

 

現代では、お寺や神社に対して、特定の儀式や施設利用に対する感謝の気持ちとして納めるお金を指すことが一般的です。

お布施との違いは?

・お布施:僧侶の読経や戒名に対する感謝の気持ちとして渡す金銭を指します。あくまで「感謝の気持ち」であり、サービスの対価ではないという点が重要です。

 

・冥加金:寺院の維持管理費、施設の利用料、特定の行事への参加費など、使途が明確な場合に用いられることが多いです。例えば、永代供養料や納骨堂の使用料などがこれに当たります。

 

厳密な区別が難しい場合もありますが、一般的には、使途がより限定的で明確な場合に「冥加金」という言葉が使われる傾向にあります。

冥加金の表書き|基本の書き方

冥加金の表書きは、香典とは異なり「御布施」「冥加金」「奉納」などと記載します。なかでも一般的なのは以下の2つです。

 

・法要や読経のお礼:「御布施」

・その他の供養や寄進的な意味:「冥加金」

 

文字は毛筆か筆ペンを使用し、表書きの下には自身のフルネームを記します。

連名の場合は、年長者や代表者の名前を中央に、残りはその下に小さく書き添えます。

宗派や地域で違いはある?

基本的に「御布施」「冥加金」の使い分けは宗派を問わず広く使えますが、地域やお寺の慣習によって異なる表現を求められることもあります。

 

たとえば、真言宗では「奉納」や「御経料」とする場合もあります。迷った際は、事前に寺院に確認するのがもっとも確実です。

浄土真宗では、水引のない封筒や、あらかじめ「御布施」と印刷された仏事用封筒を選ぶことが多くなっています。

 

【関連記事】

浄土真宗で冥加金を渡すときのマナー|表書き・封筒の選び方まで徹底解説

のし袋の種類と金額の包み方

のし袋は、水引のない白封筒、または黒白の水引がついた仏事用封筒を用います。

あらかじめ「御布施」などの表書きが印刷されたものでも構いません。中袋には金額(漢数字が望ましい)と住所・氏名を記載し、丁寧に包んで渡します。

表書きで失敗しないための注意点

意外と多いのが、香典袋を使ってしまうというミスです。

 

「御霊前」「御仏前」などは香典用であり、冥加金とは用途が異なります。

まとめ

冥加金の表書きは、一見すると難しく感じられるかもしれませんが、基本的なマナーを押さえれば、誰でもスムーズに準備できます。

最も大切なのは、故人への感謝の気持ち、そしてお寺への敬意や感謝の心です。正しい形式にこだわることも大切ですが、その根底にある「気持ち」が何よりも重要です。

 

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