公開日:2019年03月01日
更新日:2023年01月24日
お墓を建てる前にやっておけばいいことには何がありますか?
はっきり決めなくても、どんなお墓をどの辺に建てたいか、という話はしておくとよいでしょう。
お墓を突然探すのは意外と大変です
家族がなくなってお墓を建てる場合、どこにどんなお墓を建てるか全く決まっていないと探すのも大変です。遺族としても、あまり不便なところにお墓を建てるのは困りますし、とはいえ、できれば実際にお墓に入る人の考えも汲み取ったお墓にしたいもの。そのためには事前にどんなことをしておけば良いのでしょうか。
生前に希望を聞いておく
世間話のついででかまいませんので、生前に本人の希望を聞いておくようにしましょう。はっきり「どんなお墓がいい?」という感じではなくても、霊園のチラシなどを見ながらこんなのがいいね、という感じでおしゃべりをするだけでもかまいません。希望があればできる限りそれに沿ったお墓にできるように、話をしておくことは大切です。
情報収集をしておく
新聞をとっていると、霊園のチラシが入ることがあります。また、インターネットでも近くの霊園の情報はいくらでも手に入れることが出来るでしょう。実際に足を運んでみたり、ということは本当に建てるとなってからでかまいませんが、どの辺にどんな霊園があるか、という情報くらいは知っておいたほうがスムーズに進みます。また、知り合いと話をする中で、どこにお墓があるのか、いい霊園かなど、霊園について聞いておくのもおすすめです。実際にお墓を建てた人からは、実践的なアドバイスがもらえることも多いので、聞いておいて損はありません。
予算を考える
お墓を建てるのは、数十万~数百万円かかることもあります。人が亡くなると、それ以外にもいろいろ出費はありますから、お墓にどれくらいの予算を割くのかは、事前に考えておいたほうがよいでしょう。生前にお墓を建てることで、贈与税の節約をするケースもあります。いざ建てるとなってから「こんなに高いの?」と驚くことのないように、準備をしておくことは大切です。
まとめ
具体的にどこにどんなお墓を建てるかは決めてしまわなくても、どこに霊園があって、相場はどれくらいか、本人の希望としてはどんな雰囲気のお墓にしたいかなど、事前に考えておいたほうがよいことはたくさんあります。亡くなってからではバタバタしてなかなか落ち着いてお墓の検討もできませんから、ある程度目星をつけておくようにしましょう。