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「樹木葬」や「永代供養」という選択肢。現代のお墓事情とは?

 

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お墓はいらない?30代・40代の方が考え始めた“供養の新しいかたち”

 

「自分が死んだあと、お墓って本当に必要?」

 

そんな疑問を抱く30〜40代の方が増えています。少子化や核家族化が進み、実家のお墓を誰が守るかという問題が現実味を帯びる中、「自分の死後、子どもや家族に負担をかけたくない」と考える方が多くなっています。

 

そこで注目されているのが、「新しい供養のかたち」です。

 

まず人気なのが樹木葬です。

1.樹木葬

 

墓石の代わりに樹木を墓標とし、自然の中で眠るスタイル。

多くは山や霊園の一画に整備され、個別の区画が用意されています。費用は一般的なお墓より安く、管理費も不要か最低限です。何より、自然とともに還るという考え方に共感する人が多く、「自分らしい終わり方」として選ばれています。

 

 

 

次に注目されているのが永代供養墓です。

2.永代供養墓

 

霊園や寺院が永続的に供養・管理を行ってくれる形式です。個別型と合同型があり、他人と一緒に納骨されることに抵抗がある方は個別を選ぶことも可能です。「子どもがいない」「家族に管理を任せたくない」といった理由から選ばれるケースが増えています。契約時に費用を一括で払うため、後の心配が少ないのも安心材料です。

 

これらの新しい供養の方法は、「供養は家族が背負うもの」という従来の考え方を変えつつあります。最近ではオンラインで故人を偲ぶサービスや、デジタル墓標といった取り組みも出てきており、「心の中でどう弔うか」が大切にされる時代になってきています。

 

【まとめ】

お墓のあり方に「正解」はありません。大切なのは、自分と家族が納得できる形を選ぶこと。将来のトラブルや不安を避けるためにも、元気なうちに供養について話し合ってみませんか?