公開日:2026年01月06日
更新日:2026年01月06日
お墓掃除をやってはいけない日はある?正しいタイミングとマナーを紹介
「お墓掃除はいつするべき?」「やってはいけない日ってある?」
このような疑問を持つ方は意外と多いものです。特に、初めてお墓掃除をする方や久しぶりに行く方ほど、日取りやマナーが気になるのではないでしょうか。
実は、お墓掃除をやってはいけない日というのは、明確に決まっていません。
この記事では、お墓掃除で一般的に気をつけたいと言われがちなタイミングや考え方について、分かりやすく解説しています。

お墓掃除を絶対にやってはいけない日は決まっていない
先程も申し挙げたとおり、お墓掃除をしてはいけない日があるという決まりはありません。仏教の教えや法律においても、「この日は掃除をしてはならない」と定められている日は存在しないのです。
本来、お墓掃除はご先祖様を想い、感謝の気持ちを表す行いです。そのため、日取りよりも心を込めて供養をする、お墓の管理をすることが何より大切とされています。
なぜやってはいけない日があると言われるのか
一方で、「この日は避けたほうがいい」と言われる日があるのも事実です。
これは宗教的な決まりというより、昔からの言い伝えや地域の慣習、言葉のイメージによるものが多く含まれています。ご家族や地域の考え方を大切にされたい場合は、それに配慮することも、立派な供養のひとつと言えるでしょう。
お墓掃除を避けたほうがよいとされる日
友引の日
友引には本来「何事も勝負がつかない引き分けの日」という意味があります。
しかし、時代が移り変わるにつれて、葬儀を行うと故人が「友を引き寄せてあの世へ連れて行く」という迷信が出てきました。
こうして葬儀を避ける日として知られ、その印象が転じて、お墓掃除も避けたほうがよいと考えを持つ方がいらっしゃいます。
仏滅の日
仏滅は中国発祥の六曜の一つで、実は仏教の教えそのものとは直接の関係はありません。
もともとは暦の考え方の一つのため、「仏も滅するほど縁起が悪い日」という意味も、後から広まったイメージによるものです。そのため、仏滅の日にお墓掃除をしてはいけないという決まりはありません。
ただし、縁起を気にされる方や、ご家族・親族の中に気にされる方がいる場合は、無理をせず別の日を選ぶという考え方も一つの配慮と言えるでしょう。
六曜とお墓参りの関係性をより詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
六曜とお墓参り│仏滅にお墓参りしていいの?知っておきたい仏事マナー
雨の日・荒天の日
こちらはマナーというより、安全面の問題です。転倒などの危険があるため、足元が悪い日は無理をせず、体調や天候を優先しましょう。
お墓掃除に適した時期・タイミング
お彼岸・お盆・命日の前後
多くの方が選ばれるのが、お彼岸やお盆、命日前後です。
ご家族が集まりやすく、自然と故人を偲ぶ時間を持ちやすい時期でもあります。
年末年始や節目の前
一年の区切りとしてお墓を整えて1年の感謝を伝え、新しい年を迎えるという考え方です。
ただ、地域によっては慌ただしい大晦日は「ついで参り」になるとして掃除を避けることもあります。
最低限おさえたいマナー
お墓掃除は、訪れるタイミング以上に周囲への配慮や振る舞いが大切です。難しい作法はありませんが、これからご紹介するポイントを意識すると安心です。
服装は動きやすく、派手すぎないものを選ぶ
法要のように喪服にしたり、全身を必ず黒に統一する必要はありません。ただ、草むしりや拭き掃除などで汚れやすいことと周囲への配慮を考えると、汚れてもよい服装で、落ち着いた色味を選ぶと無難です。
また、墓地は砂利道や傾斜があることも多く、雨上がりには滑りやすくなります。サンダルやヒールは避け、歩きやすく安定した靴を選ぶようにしましょう。
お供えは「持ち帰る」が基本
飲み物やお菓子などを供える場合、置きっぱなしにするとカラスや虫の原因になりやすいです。夏場は特に傷みやすいため、お参りが終わったら持ち帰ることで、霊園全体の環境もきれいに保てます。
水の使いすぎに注意する
墓石は素材によって水シミや白い跡(ミネラル)が残ってしまうことがあります。
また、周りに水が流れて足元が滑りやすくなり、転倒の原因となってしまうことも考えられます。特に高齢の方や小さなお子さまと一緒の場合には、必要な範囲で行いましょう。
汚れを落とす際は必要な分だけ水を使い、最後に乾いた布で軽く拭き上げると見栄えも整います。
永代供養付きのお墓と掃除の考え方
永代供養付きのお墓では、霊園が責任をもって管理や供養を行います。
共用部分の清掃や樹木の手入れ、供養行事などを霊園側が継続して行うため、ご家族が頻繁に足を運べなくても供養が滞ってしまうことはありません。
そのため、遠方にお住まいの方や、ご高齢でなかなか来られない方、仕事や子育てで時間が取りにくい方でも、安心してお墓を任せることができます。「掃除に行けないのは失礼にあたるのではないか」と心配される必要はありません。
行けるときに訪れて手を合わせたり、気になったときに周囲を整えたりするだけでも、十分に故人を偲ぶ時間になります。
お墓掃除を義務や負担として考えるのではなく、行けるときに無理のない形で向き合う。
それが、永代供養付きのお墓に合った自然な関わり方と言えるでしょう。
周囲への配慮で気持ちのよいお墓掃除を
最低限のマナーを心がけることで、ご自身にとっても、周囲の方にとっても、気持ちのよいお墓掃除につながります。
また、お墓掃除をやっては行けない日に決まりはないので、ご自分の都合を大切にしながら向き合うことが何より大切です。
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