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【お墓参り】お墓の花はいつ片付けるべき?生花・造花の考え方

お墓参りで手向けるお花は大切な供養のひとつですが、「お墓の花はいつ片付けるべきか」と迷う方も多いでしょう。

 

花の種類や季節によっても持ちが変わり、気づけばしおれてしまうこともあります。

 

本記事では、生花を片付ける目安や造花を選ぶときの考え方、さらにお墓にふさわしい花や法要に合わせた選び方をわかりやすく解説いたします。

 

供花(ユリ)

お墓の花はいつ片付ける?

生花を片付けるときの目安は、飾ってから3日〜1週間ほどです。

 

特に夏場や日差しの強い時期は、1〜3日ほどで傷んでしまうことも少なくないため、気持ち早めに持ち帰るのが理想的です。

 

枯れた花をそのままにしておくと見た目が悪いだけでなく、花瓶の水が腐り、ボウフラのような害虫やカビが発生する原因となってしまいます。

 

お墓のまわりが不衛生にならないよう、一度供えたらそのまま放置せず片付けるようにしましょう。
お寺や霊園によっては管理事務所で片付けてくれる場合もあるので、管理者に事前に確認しておくと安心です。

枯れる心配がない”造花”も

「忙しくて頻繁に通えない」「遠方でなかなか行けない」という方には、造花をお供えするのもおすすめです。

 

最近の造花は品質が高く、生花と見分けがつかないほど美しいものも増えています。

なにより枯れる心配がなく、お墓を長く彩ってくれます。

 

ただし、造花も風雨や紫外線にさらされると、次第に色あせたり、汚れたりしてきます。
半年に一度、お盆やお彼岸のタイミングで新しいものに交換するなど、定期的なお手入れを心がけましょう。

お墓にふさわしい花の種類

お墓参りの供花│菊やユリ

お墓にお供えする花は供花(くげ・きょうか)と呼ばれます。長持ちし、故人への敬意が伝わる花が選ばれます。

 

:長持ちしやすく、邪気を払うとされる代表的な供花

 

ユリ・カーネーション:清らかさや愛情を象徴する花

 

キンセンカ(金盞花):黄色やオレンジの明るい色合いをもち、比較的長持ちする

 

スターチス:乾燥にも強く、生花の状態でも長持ちしやすい

 

季節の花:春はアイリス、夏はリンドウ、秋はコスモスなど、四季の移ろいを感じられる花も◎

 

一方で、バラのようなトゲのある花や、香りの強すぎる花、毒を持つ花は避けたほうがよいとされています。

周忌や法要にあわせた供花

大切な法要の際には、時期に合わせて花の色合いを選ぶことで、より弔いの気持ちが伝わります。

 

  • 四十九日まで
    故人が旅立つ準備をする期間とされるため、清浄・無垢を象徴する”白”を基調とした花(白菊、白ユリなど)でまとめます。これを白上がりと呼びます。

     

  • 一周忌・三回忌
    白を中心に、淡い色の花を少し添えます。

     

  • お盆・お彼岸
    菊やリンドウなど、季節の花を取り入れます。

     

  • 命日や普段のお参り
    故人の好きだった花を添えるのも良い供養になります。

     

花でお墓を彩る供養のかたち

お墓をきれいに保つことは、故人とご先祖様を大切に思う気持ちの表れです。
生花を供えた場合は3日~1週間を目安に片付け、難しい場合は美しい造花を活用するのもおすすめです。

 

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