公開日:2025年05月26日
更新日:2025年05月23日
仏壇=和室じゃない!話題のインテリア仏壇とは?費用やタイプを解説
インテリア仏壇は、和室がなくても置けるおしゃれで現代的な仏壇で、洋室やマンションにも自然に馴染みます。
「仏壇は和室に置くもの」というイメージは、今や過去のものになりつつあります。
現代の住まいや暮らしに合った“インテリア仏壇”が注目されており、マンションや洋室にも自然に馴染むおしゃれなデザインが増えています。
この記事では、そんなインテリア仏壇の特徴や種類、費用の目安までわかりやすくご紹介します。
インテリア仏壇とは?
インテリア仏壇とは、現代住宅に合うようにデザインされた、洋室・リビングにも自然に置ける仏壇のことです。
木目調やシンプルモダンなデザインが多く、仏具もコンパクトで洗練されたものが中心です。
伝統的な仏壇のように“重厚で和風”というイメージにとらわれず、暮らしの一部として溶け込むスタイルが現代のニーズに合っており、近年注目を集めています。
インテリア仏壇の主なタイプ
インテリア仏壇には、住まいや用途に応じてさまざまなタイプがあります。
● ミニ仏壇
卓上や棚の上に置けるコンパクトな仏壇。省スペースで設置でき、狭い部屋にもぴったりです。
● 家具調仏壇
サイドボードやキャビネットに見えるデザインで、仏壇と分からないほどの一体感が魅力。リビングにも違和感なく設置できます。
● 壁掛け仏壇
壁に固定するタイプで、床のスペースを取りません。賃貸住宅やワンルームにもおすすめです。
● 手元供養タイプ
骨壺や写真立て、小さな供養具を組み合わせた、自由度の高い祈りの空間。形式にとらわれず、個人の想いを反映できます。
インテリア仏壇の費用相場は?
気になる費用も、サイズや素材、デザイン性によって幅があります。
● ミニ仏壇:2万〜7万円程度
● 家具調仏壇:10万〜30万円程度
● 壁掛け仏壇・手元供養セット:1万〜5万円程度
コンパクトでありながら、上質な素材やブランド製品になると20万円を超えることもあります。
「見た目だけでなく、長く使えるか」「自分の生活に合うサイズか」をよく考えて選ぶことが大切です。
インテリア仏壇が選ばれる理由
● 和室がない家でも置きやすい
現代の住宅事情では和室のない家が多数派。従来の仏壇が置きづらいなか、洋室に溶け込むデザインの仏壇が求められています。
● “生活に溶け込む供養”の考え方が広がっている
最近では、「仏間にこもって手を合わせる」よりも、リビングで自然に故人を想うスタイルが定着しつつあります。
花やキャンドル、写真とともに飾ることで、供養空間がより温かく、日常の一部として根づくのです。
● 宗教や形式に縛られない自由な供養
仏壇=仏教というイメージにとらわれず、無宗教や自由な信仰にも対応できるのがインテリア仏壇の特徴です。
「何をどう飾るか」に決まりはなく、自分たちの心に合った形で供養できます。
まとめ
仏壇は「和室に置く重たい家具」という固定観念を越え、今や“暮らしに寄り添う祈りの空間”へと進化しています。
インテリア仏壇なら、住まいのデザインを損なうことなく、故人を大切に想う気持ちをカタチにできます。
マンション住まいの方や、手元供養を希望される方にもぴったりの選択肢です。
ご自身のライフスタイルに合った供養の形を、ぜひ見つけてみてください。