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無宗教でお別れをするには?葬儀・供養・納骨の進め方とポイント

近年、宗教にとらわれない「無宗教」での葬儀や供養を選ぶ方が増えてきました。価値観の多様化や家族構成の変化により、故人を自由な形式で見送りたいというニーズが高まっています。

 

この記事では、無宗教でお別れをするための葬儀の流れや供養の方法、納骨先の選び方について、わかりやすく解説します。宗教的儀式にこだわらず、大切な人を心を込めて送りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

無宗教でお別れをするには?葬儀・供養・納骨の進め方とポイント

無宗教での葬儀とは?

無宗教葬とは、僧侶や神職などの宗教者を招かず、特定の宗教儀式を行わない葬儀のことです。「自由葬」とも呼ばれ、「自由な形式で故人を送りたい」「形式よりも故人や遺族の気持ちを大切にしたい」といった想いを反映して執り行われます。

この「自由葬」という言葉は、必ずしも無宗教形式の葬儀のみを指すのではなく、故人や遺族の意向を尊重した、より自由な形式の葬儀全般を意味するものです。

無宗教の葬儀の流れと進め方

無宗教葬は形式に縛られず自由に進められますが、一般的な流れは以下の通りです。

 

  1. 逝去・搬送

    • 病院や自宅で亡くなられた後、葬儀社へ搬送を依頼します。

  2. お別れの会(葬儀)

    • 宗教儀式を行わず、故人の好きだった音楽を流したり、思い出を語り合う時間を持つことが多いです。

    • 会場は葬儀場、公民館、自宅など自由に選べます。

  3. 火葬

    • 通常通り、火葬場で火葬を行います。簡素な形式も可能です。

  4. 納骨

    • 樹木葬や永代供養墓、散骨など、宗教色のない方法で納骨するケースが増えています。

無宗教での供養方法

無宗教では、仏式や神式の法要を行わない代わりに、以下のような供養が行われます。

供養のスタイル例

  • お別れ会・偲ぶ会

    • 故人を偲び、親しい人が集まって思い出を語る会。

  • 自宅での供養

    • 写真や遺品を飾り、日々の暮らしの中で手を合わせる。

  • 自然に還る供養

    • 樹木葬や海洋散骨など、自然との調和を大切にする方法。

供養のアイデア

  • 手紙を添える

  • 故人の好きだった音楽を流す

  • メモリアルムービーを作成する

無宗教での納骨の選択肢

宗教的な制約がない無宗教の方には、以下のような納骨方法があります。

樹木葬

  • 自然に囲まれた樹木の下に遺骨を埋葬する、宗教不問の供養方法。

  • 永代供養が含まれることが多く、管理の心配が少ない。

永代供養墓

  • 寺院や霊園が管理を行い、家族が管理しなくてもよい形態。

  • 無宗教の方でも受け入れている施設が増加。

散骨

  • 海や山などに遺灰を撒く方法。法律に基づいて行う必要があります。

一般墓

  • 無宗教の方でも、宗教不問の民営墓地や公営墓地であれば一般墓を持つことは可能です。
  • 最近では、宗教不問墓も増えてきています。
  • 継承や費用の面から、無宗教の方には選ばれにくい傾向があります。

無宗教葬の費用と注意点

費用相場

  • 無宗教葬の費用は内容により異なりますが、一般的には50万~150万円程度になります。
    直葬(火葬式)のみであれば10万~30万円程度に抑えられることもあります。

注意点

  • 柔軟に対応してくれる葬儀社を選ぶこと。

  • 家族・親族間で形式についての合意を取ること。

  • 法的な手続きは宗教に関係なく必要となります。

まとめ

無宗教での葬儀や供養は、形式にとらわれず、大切な人を心を込めて送ることができます。大切なのは、どのような形であれ、故人を偲ぶ「気持ち」です。

 

千年オリーブの森 大分東では、宗教にとらわれない自由な供養・納骨をご提案しています。無宗教での納骨先をお探しの方、ぜひ一度ご相談ください。

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