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4月の「花まつり」ってどんな行事?由来や楽しみ方をやさしく解説!

春の訪れとともに、多くのお寺で行われる「花まつり(花祭り)」。これは、お釈迦様の誕生日を祝う仏教行事で、正式には「灌仏会(かんぶつえ)」と呼ばれています。この記事では、花まつりの由来や意味、行事の内容、そして楽しみ方までを、石材屋としてやさしく解説していきます。

花まつり(花祭り)とは?

花まつりは、お釈迦様が誕生された日を祝う仏教の行事です。仏教の三大法会のひとつで、毎年4月8日に多くの寺院で行われます。「灌仏会(かんぶつえ)」とも呼ばれ、宗派を問わず広く開催されています。

仏教三大法会

  1. 涅槃会(ねはんえ):お釈迦様の命日(2月15日)

  2. 灌仏会(かんぶつえ):お釈迦様の誕生日(4月8日)

  3. 成道会(じょうどうえ):お釈迦様が悟りを開いた日(12月8日)

このうち、灌仏会が「花まつり」の名称で知られている行事です。

花まつりで行われること

灌仏(かんぶつ)

最も代表的なのが「誕生仏」に甘茶をかける灌仏の儀式です。蓮の花の上に立つお釈迦様の像に、甘茶を頭からそっと注ぎます。

この風習は、お釈迦様の誕生時に天から甘露の雨が降り注いだという伝説に由来しています。

甘茶のふるまい

参拝者には、甘茶がふるまわれます。この甘茶はヤマアジサイなどを乾燥・発酵させて作られたもので、自然の甘味が特徴です。飲むと無病息災や長寿にご利益があるとされています。

花御堂(はなみどう)

誕生仏を安置する小堂を「花御堂」と呼びます。ルンビニー園を模して、色とりどりの花々で飾られた小さな仏堂は、春の訪れを感じさせてくれます。

稚児行列

稚児(ちご)行列とは、色鮮やかな衣装を身にまとった子どもたちが仏様に仕える気持ちを表しながら練り歩く行事です。子どもたちの健康と成長を願う意味も込められています。

花まつりの由来と意味

お釈迦様は、現在のネパールにある「ルンビニー園」という花々が咲き誇る場所で誕生されたとされています。そのため、誕生日を祝う行事に「花まつり」と名がついたのです。

お釈迦様は、生まれてすぐに7歩歩き、「天上天下唯我独尊」と唱えたとされます。この言葉は「私という存在は、この世で唯一無二で尊い」という意味で、すべての命の尊さを示しています。

甘茶の豆知識

  • 原料はヤマアジサイなどの変種

  • 砂糖不使用でも驚くほど甘い(砂糖の400〜800倍の甘味)

  • 成分名は「フィロズルチン」

  • 日本薬局方にも記載のある薬用甘味料

花馬祭りとの違い

「花まつり」と似た名前の「花馬祭り」は、馬を飾り立てて豊作を祈願する農耕文化に由来する祭りです。仏教行事の花まつりとはまったく異なるもので、混同しないように注意しましょう。

花まつりを行うお寺と2025年の開催日程

大阪成田山不動尊

  • 日時:2025年4月8日(水)

  • 内容:誕生仏への甘茶、特別大護摩供祈祷

北御堂(大阪市)

  • 日時:2025年4月5日(土)

  • 内容:甘茶ふるまい、イベント、稚児行列

四天王寺(大阪市)

  • 日時:2025年4月1日(火)〜8日(火)

  • 内容:仏誕会、仏足石法要、甘茶接待

花まつりの楽しみ方

  1. 花御堂の美しさを楽しむ:色とりどりの花で飾られた仏像は圧巻です。

  2. 甘茶を味わう:ほんのりとした自然の甘味を味わってみましょう。

  3. 子どもと一緒に参加:稚児行列など家族で楽しめるイベントも多数。

  4. 仏教文化に触れる:花まつりは仏教の精神に触れる絶好の機会です。

まとめ

「花まつり(花祭り)」は、ただの仏教行事ではなく、春を感じながら命の尊さや平和の願いに触れる、心温まる文化行事です。お釈迦様の誕生を祝うこの日、ぜひお近くのお寺に足を運び、甘茶をいただきながら、仏様への感謝の気持ちを新たにしてみてはいかがでしょうか?

お墓や供養のご相談も、当社へお気軽にお尋ねください。仏教文化に寄り添う存在として、皆様の心に寄り添ったご案内をいたします。

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